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大学院生の活動

修了生インタビュー

研究に没頭できる環境で世界的研究者に師事する喜び

 明治学院大学の英文学科に在学中、何気なくCDで聴いたバッハの『マタイ受難曲』をきっかけにバッハにのめり込みました。樋口隆一というCDの解説者がバッハ研究の世界的大家で、しかも本学の教授だと気づき、卒業後、芸術学科に入学し直しました。

 私の専門である「受難曲」は、キリストが人々の救済のために十字架にかけられたという聖書の場面を描いた音楽作品です。手書きの楽譜に残された推敲の跡やメモを手掛かりに推理を働かせ、新たな事実を浮かび上がらせることが私の研究手法です。また作品の歌詞を読み解く上で、神学的知識も欠かすことができません。

 一度は他大学の大学院に進みましたが、後期からは母校の大学院に戻ってきました。理由は、チャペルを中心としたキャンパスの神聖な佇まいと、音楽と神学の両分野が充実した図書館、そして樋口先生の存在です。樋口先生の「コツコツやることが大事なんだよ」という言葉を胸に、現在は明治学院歴史資料館に勤めながら、中世から現代までの受難曲の系譜を完成させるという大きな目標に向けて楽曲、楽譜、神学について地道に研究を重ねています。

加藤 拓未 芸術学専攻
博士後期課程2011年3月修了
博士(芸術学)

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