• HOME
  • 芸科生の活動
  • 大学院生の活動
  • 卒業論文
  • イベント/お知らせ
  • 学科紹介
  • 大学院研究科
  • 教員紹介

芸科生の活動

2014年度芸術メディア論特別演習ウェブサイト公開にあたって

芸術メディア論特別演習が初めてひらかれたのは2008年度のことでした。以来、6年間6回にわたって夏季集中講義として実施されてきました。一般的な授業とは異なり、三日間(実質的には五日間)にわたるワークショップという独特の形態をもったこの授業は、とくに芸術メディア系列学生を中心にとって、重要な通過儀礼となっていました。

6年間のこれまでの蓄積をひと区切りとし、今年度より形態を大きく変更することになりました。こんどは一話完結型のオムニバス形式です。担当は、第1日:岡本章教授、第2日:古川柳子教授、第3日:長谷川。

このサイトでは、このうち第3日の長谷川担当分について、授業のようすをウェブにまとめ、公開いたします。ウェブ制作を担当したのは、2014年度の長谷川ゼミのメンバー(いずれも4年生)です。

さて、第3日目の授業で実施したのは、iPhoneをつかった映像制作でした。ただし、巷にありがちな映像ワークショップではありません。映像を、なんらかのメッセージを表現したテクストとして捉えるのではなく、より基層にあるはずの物質性やテクノロジー性において捉えなおすこと。そのことをめざして考案・準備されたワークショップです。

学生たちは、まず表現するべきことを考えてから製作に入るのではなく、与えられた条件のなかで、まずとにかくカメラをまわし、なにか行為をしてみることでもって、なかば無理やりに映像をつくってゆくことになりました。

学生たちのなかには、2年次の長谷川の授業でデジタル・ストーリーテリングの製作を経験している者がいます。あのときの作業が、じぶんのなかから主題を紡ぎだすことに照準していたのだとすれば、今回のワークショップは、ちょうどその対極にあって対をなすようなものだと理解してもらえるとよいのだろうとおもいます。

そんなわけで、このワークショップの主眼は、メッセージやら意図やらではありません。映像やそのテクノロジーとどれだけ戯れることができたかという点にあります。そこにこそ、映像にかんするより深い理解と多様な可能性への契機が含まれているからです。

2014年10月
芸術学科 芸術メディア系列 教授 長谷川一

page top pagetop